一般社団法人ペアチル - 一般社団法人ペアチル

一般社団法人ペアチル

 
 
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ひとり親の方限定トークアプリ「ペアチル」オープン!
(BabyTech® Awards Japan 2023保護者支援サービス部門大賞受賞アプリ)
 
ペアチルは審査を通過し、内閣官房「孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム」に参画しています。

ペアチルのビジョン・ミッション

私たちペアチルは、ひとり親家庭の親子が心にゆとりをもって会話・ご飯・お出かけなどができるような生活にすることを目指しています。
 
お会いするひとり親の中には、子どもと一緒にいる時間自体はあっても、ゆっくりと会話する時間、子どもと一緒にテレビをみて笑い合う・ゆっくりと団欒しながらご飯を食る、公園やレジャー施設にお出かけするといったことが難しいご家庭もあります。
 
どんどん心にゆとりがもてなく、毎日に忙殺されてしまい、子どもに強くあたってしまったり、虐待・傷害をしてしまったりと命の危険に関わることが起きてしまう、子どもの健やかな成長を妨げてしまうといったことが起きています。
 
しかし、すべて親の責任なのかというと決してそのようなことはありません。
ひとりで子どもを育てないといけない状況になることで、多くのひとり親の方が精神的にも経済的にも追い込まれてしまう構造に日本社会がなってしまっているのです。
 
私たちは、ひとり親の方に「心のゆとり」が生まれるような事業を生み出し、まずは親が元気に笑顔であふえるような生活がおくれるようにすることで、子どもの健やかな成長に繋がるための手助けを少しでもできるように集結しました。
 
「お金のゆとりが心のゆとりに繋がる」とはよく言いますが、お金だけでなく、心を許せる友達や専門的なことも含めた相談できる相手、子育てや支援制度等に関する情報・知識、やりがいをもてて一定水準の収入がえられる仕事、これら3つのバランスが保たれることが心のゆとりに繋がると私たちは考えています。
 
心を許せる友達がいたとしても、月収10万円前後であればやはり家計が苦しく心がどんどん追い込まれてしまいますし、逆に年収600万円ほどあったとしても心を許せる友達がいなかったら孤独を感じていつの間にか精神バランスが崩れてしまうことだってあります。
 
だからこそ、ペアチルはひとり親と「人・情報・仕事」を紡ぐことで、心にゆとりができることを目指しています。

ペアチルの向き合う社会的課題

ひとり親の方々が人・情報・仕事のバランスが崩れ「心のゆとり」が少なくなっていること。
 
ペアチルが直近、向き合う社会的課題は人・情報・仕事のバランスが崩れ「心のゆとり」が少なくなっていることで、特に「人との繋がりが薄れていること」です。
 
子育て・仕事(収入)などにおいて多様な問題が起きていますが、それらの問題の大きな要因になっていることは「人との繋がりが薄れている」ことでした。
 
ひとり親のお話を聴いていると、年齢・子どもの人数・親やお子さんの障害有無・ひとり親になった経緯(離別、死別、未婚)などの違いによって状況や困りごとが千差万別です。
 
状況や困りごとが異なるために、たとえ同じひとり親同士であっても共感し合えなかったり、理解し合えなかったりすることもあります。
 
また、ひとりで子どもを育てていく状況になると、精神・経済(家計)・物理的な時間のゆとりが減ってしまうからこそ、分かり合えて共感しあえる人との繋がりを求めている方が大勢います。
 
東京都福祉保健局の調査でも、シングルマザーの3人に1人、シングルファザーの2人に1人は相談や交流ができるひとり親の仲間・友人がいないと判明しています。
 
そもそも仲間・友人を必要としていないから、仲間・友人がいないのであれば問題ではありませんが、実態はそうではありません。仲間・友人がいない理由の約80%は、仲間・友人を作る機会がない、交流する時間がない、出会い方がわからないです。望んで孤独になっている人よりも、望まない孤独の状況に陥っている方が圧倒的に多いのです。
 
私たちが実際にお会いしたひとり親の方々のリアルな声を一部ご紹介します。
 
"死別ひとり親の体験は社会との関わりの中では立ち直ったように振る舞うことが求められる。実際には体験前の生活や価値観に戻れることはなく、自分の心情を吐露する機会が大幅に減ってしまう。死別ひとり親との対話は近しい境遇でしか共感し合えない絶望を減らす手助けになる。(シンパパ)"
 
"ひとり親ならではのストレスを共有できる相手がいない。パートナーには、日常的なストレスを吐き出して共感的理解も得られているが、ひとりにばかり負担をかけるのも避けたい。「あるある話」をして重く捉えないようにしたい。(シンパパ)"
 
"相談や愚痴を言っても、経験の無い人にとっては他人事。例え親友でも、本当の辛さは理解出来ないし、結果、言っても無駄だと感じることがあった(シンママ)"
 
"身の回りの夫婦両方揃っている家庭とは境遇が異なるので、同じような悩みを共有できる人と話したり共感したい。(シンママ)"
 
"離婚直後、愚痴をこぼせる誰かがいれば、、、そう何回も毎日思っていた。誰かが話を聞いてくれるだけで救われる。でもそんな相手がいなくて、どんどん追い込まれてしまって子どもに虐待と思われても仕方ないことをしてしまったこともある、、、(シンママ)"
 
そのため、ペアチルはまず、ひとり親の方々が誰でも、心を許せる友達、専門的なことも含めて相談ができる相手といった必要とする人と繋がれるようにしていきます。

事業内容

 
ひとり親限定の似た境遇のひとり親と出会え交流ができるアプリ事業
ペアチルはひとり親の方が自分や子供の年齢、居住エリア、子供の人数などの基本情報と、「ADHDの小学3年性の息子がいる」「パートナーが自殺してひとり親になった」「子供が成人したけど家に引きこもっている」「自分とは異性の子供がいる」などの細かい境遇をTwitterやInstagramのようなハッシュタグを入力することによって、出会って交流してみたいひとり親の方とスマホで簡単に出会えるアプリケーションです。
 
共通点の多い、求めている特定の境遇が一致しているひとり親の方同士で、相談・雑談・励まし合い・ぐちり合いなどのコミュニケーションがとれたり、子どもと一緒にお出かけできるひとり親を探せたりできます。
 
南 翔伍(Minami Syogo)_代表理事南 翔伍(Minami Syogo)_代表理事2022/10/23 11:152023/11/12 4:35
 
数十名のひとり親の方から日々、アプリについてのご意見を伺いつつ、ひとり親のママさんパパさんとご一緒に開発しています。
 
アプリに対してひとり親の方々からいただいた嬉しいお言葉を一部ご紹介します。
"ひとり親は悩みを抱えやすいので、友だちをアプリで探せるのは気軽でとてもいいと思いました。"
 
"とてもいいコンセプトだと思いました。ひとり親はなかなか表立って友達を探すことができないので。(ひとり親じゃない方からしたら『何でひとり親になったの?』と詮索されそうで嫌だというのも理由の一つです)"
 
"考え方や受け取り方で子育てがガラッと変わります。理解や興味を示してくれる仲間が増えたら気持ちがすごく楽になると思うので嬉しいアプリだと思います。"
 
"相談できずに悩みを抱える人、ストレスを抱えている人に新しい交流の場を提供してもらえるのはニーズがあると思う。統計的に離婚している家庭は多いはずなのに、実際自分の生活圏では中々見かけないので"
 
また、ヒアリングさせていただいたひとり親の方がアプリを通して出会ってみたいひとり親の状況も多様です。
 
  • 死別でシングルになり、子育てしながら働いているシングルさん
  • 旦那さんを自死で亡くされた同年代で子供の年齢も近いシンママさん/自死で旦那さんを亡くされて再婚を考えてるまたは再婚したことのあるシンママさん
  • フルタイムで働いていて、離別で面会交流を続けている方
  • 高3の発達障がいの息子と暮らすシンママです。まだ 反抗期が続いてるので日々バトルしてます。
  • 小学生以下で異性の子供を持つひとり親
  • 死別家庭のシンママ、シンパパ。異性の子供(父+娘、母+息子)をもつシングル親。思春期世代の子をもつシングル親。
  • 未婚、認知なし、3歳前後のお子さんのいる方や、3歳以上の男の子がいるシンママ
  • 子どもが自立しているシンママ、シンパパ
  • 成人した子どもをもつシンパパ・シンママ、カサンドラに陥った過去があるシンママ、子どもの不登校をきっかけに家族が崩壊したが今は成人まで成長したシングルさん、死別でパートナーを亡くしたシングルさん
  • シングルになりながらも安定的に稼げている人
 
出会いたいひとり親の方に求める境遇の細かさは人それぞれであると分かります。だからこそ、細かい境遇の共通点が多いひとり親を求める方もいらっしゃれば、特定の共通点だけを求める方もいますので、多様なニーズに応えられるのがペアチルです。
 
2026年までの事業方針は↓をご覧ください。
ペアチルの今後の事業方針2022/10/30 11:042022/10/30 11:15
 

寄付のお願い

アプリ開発に協力してくださっているひとり親の方への謝礼・物資支援費などへの寄付もお願いしております。よろしければ、以下のページをお読みいただけますと幸いです。
寄付のお願い2022/11/24 2:082023/6/10 6:26
 

協力企業・組織

一般社団法人ペアチルはGoogle for Startups Campus Tokyoを使わせていただいております。
 
総務省主催のICTスタートアップリーグに採択されています。

地域との連携

 

活動報告

ひとり親の方向けのお役立ちコラム2022/12/29 7:342023/11/12 4:24

メディア実績

  • BabyTech® Awards Japan 2023保護者支援サービス部門大賞受賞
  • Yahoo!ニュース
  • オルタナ
  • リコ活
  • りむすび
  • 産経新聞
  • 時事通信
  • BRIDGE
  • exciteニュース
  • BIGLOBEニュース
  • livedoor NEWS
  • Ameba News
  • リクルート『カレッジマネジメント』233号
  • コマラジ
  • Re・rise Short Story

団体概要

団体名一般社団法人ペアチル
所在地東京都港区南青山2丁目2番15号
法人登記2022年10月(設立日:2021年9月)
代表理事南 翔伍
事業内容ひとり親家庭、一般家庭の自立支援等 ・ひとり親限定のトークアプリ事業 ・Webメディアを通じた啓蒙活動 ・相談窓口事業
メディア掲載Yahoo!ニュース、産経新聞、朝日新聞、時事通信、その他多数
助成実績キリン福祉財団、草の根市民基金・ぐらん

お問い合わせ

下記フォームか「公式LINE」でお問合せを受け付けております。
 

プライバシーポリシー2022/10/30 11:442023/1/31 11:27